プレデターへの覚醒エピソード4小学生〜中学生へ剣道

プレデターへの覚醒(エピソード4)

緑ヶ丘地区の剣道部(少年部)に入り剣道着、竹刀を持ち練習を始めた。
足の裏にはマメができ皮がはげ、手も同様になりモクトウーと言いながら目をつぶり正座をした。
(う〜ん武道だ〜!と思いつつ・・足がシビレル・・・・と思いつつ続けていた。)
週1回の稽古だったが先生になったおじさんが近所に住んでいた為、家の前の道路で朝練
(マラソン、素振りを毎日やることになってしまった。
(最初は良かったが毎日はやりたくはなかった・・・・。)
そして防具を着ける時がきた、この頃の自分は太っていたので子供用の防具では小さく
 しょうがないので大人用を借りることになった、これが汗臭く、タバコの匂いもありまいった!

防具を着けると強くなったようで嬉しかった!しばらくして試合をするようになり自分の番が
近づくとドキドキしていたが面をかぶれば見えないから大丈夫か?と思っていた。
(防具早着け競争をやると一番遅かったが最後には1番に着けられるようになった。)
そして試合が始まった。(とりあえず勝ててよかった・・・・)
稽古が終わるとこんなに出るかと言うくらい汗が出てビックリした!

数ヵ月後始めての昇段試験を受けることになり、自分は剣道部(少年部)の中で一番上の3級
を受ける事になりちょっとビビッていたが合格した。(偉くなった気がした。)

この頃ギターを持った友達がいて、禁じられた遊びをアルペジオで弾き、それを見た自分は・・
ス・ゴ・イ!
と思い、親にギター買ってくれー!と、せがんだが却下されてしまった。
しばらくすると、近所のお兄さんが使ってないからといってギターをくれた(うれしかった!)。
黒に赤のボカシが入ったカッコイイやつだった。
これにフォークギターの弦を張り、チューニングなど知らなかったので適当に張り、また適当に
ジャカジャカ弾き♪ウララ〜ウララー♪とまたわけのわからない歌をその気になって歌っていた。

学校で流行っていたのはクラス対抗でのドッヂボール、野球、サッカーだった。
隣のクラスにアメリカンフットボールか相撲取りの関取のような大きなやつがいてドッヂボール
になるといつも勝てなかった、体がデカ過ぎる・・・、ある日正面に投げるからいけないのか?
と思いつつ投げると自分の体が他の人よりも大きく強いと思っているようで絶対によけない!
のに気がついた!ある時、奴は受けたボールを落とした・・・・・?!アレッ?
・・・今取ろうとしたのは・・・・もう一度投げると・・・・!また落とした!・・・・・・
来たボールを必ずよけずに取ろうとする奴の弱点が見つかった!・・・・・・
顔の横に投げると受ける体が無いのでスベッテ落とすのだった!
これで奴は無敵ではなくなったのでした。

放課後、良く校庭で野球もやった、やっぱりピッチャーがかっこいいな〜それもアンダースロー
だと、もっともっとカッコイイと思いやって見た、練習の時はバシバシストライクに入ったがバッタ
ーが立つと全くだめで・・・あきらめた。
この頃、親父は自分を野球の選手にしたかったらしく毎日特訓を受けていた。
こいつ〜!星一鉄か〜?と思っていた。
ある日、すし屋へ連れて行かれ、俺は魚は食えね〜!カッパ巻きとたまごとかんぴょうと食べて
いると何やら話している、実はその店の主人が地区の野球部の監督だった。
(結局、野球はやらなかったが・・・・)

放課後の校庭はみんなの遊び場だった、チャリで両手放しができるようになった時は家にあった
オフクロの裁縫用の布を首に巻き長いマフラーのようにしてTVに出てくるヒーローになったつもり
で両手放しができるのを自慢しようと走り回っていたら・・・・コケタ・・・・カッコ悪くなり帰った。

他のクラスと試合をしている時はクラスの女子が肩を組んで♪そ〜らにもえーてる〜♪でっかい
太陽〜♪とか青春ドラマの歌を歌いながら応援してくれていた、まるで青春ドラマそのものだった、
今考えると小学生が何やってるんだ?と言う感じだが皆その気になってやっていた。

小学校の5年からクラブがあり漫画と水泳に入っていた、漫画では何かいても良いと言うので男
の下半身をリアルに書いていたら先生に(男)何書いてんだ〜と怒られた。
水泳は結構自信があり選手に選ばれたが人前に出るのが恥ずかしく辞退した。
クラブの思いでは他にはない。
そういえば漫画教室にも通っていたがいつに間にかやめていた。(何故か覚えてない・・・・)
勉強が嫌いで塾にも通っていた、最初は良かったがだんだん塾にもついて行けなくなり行ったふり
をして虫を取っていた、ある日、月謝を持っていく日になり行ってないのがバレやめた。
そして中学へ入った。
新設校で上級生はいなかった、  
つづく
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