プレデターへの覚醒(エピソード3の続き・・・・・) |
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しばらく虫取りの話になっていましたがエピソードを再開します。 小4のある日、クラスで相模川へ行く事になった。 クラス中で自分ともう一人が釣りをした事がある!と言う事で道具を持ち出発! 二人で釣り始めると皆がスゴイ!と集まり二人はヒーローに・・・・・・、そして帰宅。 その後二人でまた行こう!と話が盛り上がり2週間後の日曜日、電車バスを乗り継ぎ到着。 オイカワが釣れる釣れる・・・・・・気づくと夕方・・・・・バスが無い! 近くの駅まで歩き乗ったが来た時と電車が違う・・・・? そして駅員に聞き乗り換えて・・・・しまった・・・・・お金が一人分しかない・・・・・ とりあえず切符を1枚買い電車に・・・・ (改札に誰もいなかったので)すでに夜になり本当に帰れるのだろうか?と不安だった。 駅へ着き出る時、もう一枚切符が無い!・・・・改札を出る事が出来た、すると・・・・・・ 母親がいた。(怒られた!) (二人ともナイショで釣りに行っていたのでした。捜索願を出す直前だったらしい・・・帰れて良かった!) 夏の終わり、みんなで戦争ゴッコをしていた当時子供の間で2B(ニイービー)と言う爆竹のような物が 流行っていた。(爆竹よりも威力が弱く安全だとみんな思っていた。) 二手に分かれ2Bを投げあい(バーン、バーン、バンッ!と爆発するのが楽しかった)空き地の中を 走り回り自分の身の丈よりも伸びたササに隠れながら続けていた、とその時!・・・・・ ケムリが・・・・ζζ・・・・ζζ・・・・・・・・ ヤバイ!走りよった頃には燃え始めていた消さなきゃ!消さなきゃ! 一人が落ちていた板で上から叩きつけた!他の何人かも板を手に持ち同様に・・・・ ナント火が強くなってしまった!(消すつもりが風を送り火力をUP!してしまったのだった!) 泣きわめきたすけてくれ〜!だれかたすけてくれ〜!たすけて〜! と叫んでいたがナカナカ助けは来なかった。 ゴーゴーと燃え出した頃近所の人が通報したらしく消防車が来るわ、来るわ20台位来たかナ?・・・・・ そして鎮火・・・・ 周りが道路で燃えたのは空き地(かなり広い野球が出来るくらいの土地)の中だけで済んで良かった! (その後全員の親が消防署に呼び出さされ始末書を書いたらしい・・・・・) (そして皆こっぴどく叱られたのであった!) 小5の夏、親父の田舎九州へ行った。 じいちゃんの家はわらぶき屋根の大きな家だった。井戸がありポンプで出すのが面白かった。 町の中にあるU字溝(ドブですね)は深く(1m位あったかなぁ?)見るとナント!メダカが泳いでいた! 中に入り一生懸命捕っていると・・・そんなとこ入ってナニやってんだ?と近所の人に言われた。 (メダカを捕る人はいないらしい・・・・ザリガニも捕れた、うれしかった。) 庭の木にセミが鳴いていた、鳴き声が違うな?と見ると・・・・・ 今まで見た事も無い大きな変わった色のセミがいた! クマゼミだった(アブラゼミとニイニイゼミしか見た事が無かった、デカイ ニイニイゼミ?かと思った。) 感激して捕まえた。 次の日、弟とカブトムシを捕りに行った。 斜めのドテに生えた木の上に発見!よじ登り捕まえた・・・・が・・・!・・・ 力尽き、しがみついた自分の体がズルズルと落ち始め・・・・ズドッ! とドテに出た根っこの上に落ちてしまった。 背中を思いっきり打ち、息が出来なくなり声も出ず弟に伝えようとするが・・・・ 目を丸くしてナニをしているのか?判らなかったらしい・・・・ (苦しく、死ぬかと思った)息が出来るようになり戻った・・・・病院へ行きレントゲンを撮り 骨は大丈夫と言う事で帰った。(母親は成長に影響しないか心配だったらしい、影響なくて良かった!) 次の日、山の上にある池に遊びに行った。 雨が降っていないらしく最深部でも40cm位しかなかった、見るとコブナが群れで沢山泳いでいた。 池に入り手づかみで捕った、入れ物が無かったので水辺に穴を掘りキープした。 落ちていたビニール袋に入れ持ち帰った。 家にあった池に放すと群れになって泳いでいた。 次の日、次の日と3日間捕り続け池はコブナでイッパイになった。 そして夏は終わった。 秋になり親父と海へ行き始めて投げ釣りをした、投げてもらったロッドを持ち巻いていた。 釣れたのはキス、メゴチだった。 何本かを置き竿にしてあり、1本置いてあったロッドを持ち投げてみた・・・・すると・・・・・・?! 思いっきりバックラッシュしてしまった。 20号のジェット天秤に4本鉤のキス仕掛け、餌はゴカイ、テーパーラインを巻き3.6mの投げ竿、 リールは太鼓リールだった、このリール(メカニカルブレーキしかついてないベイトリール)を投げるのは 無理だった!その後、誕生日に2.4mの投げ竿とスピニングリールを買ってもらった。 次はマイタックルでキス、ハゼを釣りに行き、今度は渡船(港から10分位)して釣る事になった。 そこは岩場に堤防を作ったような所だった、浜からやるよりも数もサイズも釣れた。 ここで30cmのジャンボキスが釣れた、(感激した)同行した親父の友人よりも大きかったので 自分の方が上手いのではないかと思った。 この時すでに釣りは大好き状態!親父が行く所には出来る限りついて行った。 冬になり静岡へメジナ釣りに同行した、20cm位のが釣れた、釣れなくなるとツマラナクナリ周りを探索 すると小さな赤い熱帯魚のような魚がいた良く見ると青い魚の群れもいる! どうにかして捕まえようとしたがだめだった! その他、冬にはワタリガニを釣りに行った。 これは仕掛けに鉤がなくナイロン網にヒモがつきそこへスルメを結ぶ、そして投げ、待っていると? スルメを食べに来たカニの足が網に絡まり上がって来ると言う物だった。 こんな冗談のような釣りがあるのか〜!と感心してしまった。 (カニを食べたのはこれが生まれて初めてだった、こんな味がするんだー!食べれるなぁ〜と思った。) 魚と肉が嫌いだった自分に食べれるおかずが1品増えた瞬間だった。 2月になり小学校の帰り道、近道をしようと小さな林を通っている時、折れたクヌギの木を見つけ 皮を剥いて見た・・・・(夏ならクワガタがいるのにナァ〜と思いつつ・・・・・・) 続けると・・・・・・何かいた!なんだ?・・・・・出てきたのはコクワガタだった! (この時はまだ冬を越し3年位生きると言う事は知らなかった。) 何故?こんな寒いときに?とビックリしたが嬉しかった。 6年生になりチャリで川まで行けるようになった! 友達とヨーシ!行くゾ〜!今日は鯉、フナ、次はオイカワ、ハヤ この練り餌が良いらしい?さなぎ粉を混ぜた方が釣れるぞ!やっぱりミミズでしょ!サシだよ!と 行く度に色々試した。 ある日、相模川へ行きフナを釣っていた近くに大学生くらいの兄ちゃんたちが釣っていたが 全然釣れないようでこっちで釣れているのを見て先輩!釣れないんですけど?と声をかけてきた! 先輩と言われ気分を良くした自分は餌を分け釣り方を教えてあげると・・・・ 何匹か釣ってありがとうございました!と帰っていった。 コンクリで斜めに護岸された上で裸足でいたが割れたビンがあり危ないから気を付けろよ! と言った自分が踏んでしまいザックリ切ってしまった! あせって押さえるが血が止まらず友達が出したハンカチでしばり、しばらくして止まった! (普段ハンカチを使う奴は軟弱だと思い持ち歩かなかったが必要だと思った。) 親父に今度はオイカワ、ハヤの毛ばり釣りを教えてもらった。 5〜7本鉤の付いた仕掛けに全部魚が掛かったりするスゴイ釣り方だ!と感激した! その後子供同士で川へ行き、これが毛鉤だ!と教えていた・・・・・夕方になると 活性が上がりガンガン釣れてやめられなくなっていた、暗くなって仕掛けが絡まり1本の竿で かわりばんこに釣った。 最後には鉤が1ケしか無くなり見えなくても手にブルブルっと当たりを感じて釣っていると・・・ 親父が帰って来ないと探しに来て遅い!と怒られ帰った。 その後、あんま釣りを覚えやってみたが、あまり釣れなかった。 川とつながった湧き水の出たワンドで釣っていたが釣れなくなり水の中へ入り手づかみで取り始めた。 ジャバ!ジャバ!水の中を走ると魚がビックリして石の下に隠れた所に手を突っ込み捕まえると オイカワ、ハヤ、フナが捕れた。 その日はもう釣りはしなかった、続けるとアユが捕れた。 落ちていた網戸から網を取り二人で浅場に追い上げていると沢山捕れた! 大きな20リッター位の空き缶が沈んでいた上げてみると!20cm位のアユが入っていた。 今日はアユの塩焼きだーと思い帰ったが・・・(魚嫌いだったんだ!・・・と思いつつ帰った。) 夏になり虫の季節がやって来た!昼間は人が多くなり捕り辛く、朝行く事になった。 最初は6時ごろ行ったが人がいる!次は5時、まだ来てる!じゃぁ4時、まだ居る! そして3時、さすがにこの時間は自分達だけ!と言う事で3時に行く事になった。 起きれない友達を夜中に迎えに行ったが出て来ない事があり家の人が起きるとマズイ!と言われ 考えたのが・・・ 手に糸を巻き網戸から表に出し、その糸を引っ張り起こすと言う事にした。 ある日、いつものように糸を引っ張ると・・・・・!・・・?・・・・・切れた!・・・起きない・・・・ 横にはお婆ちゃんが寝ていて声も出せず悩んでいた・・・・ そうだ!懐中電灯をスポットに絞り顔に当て光を点滅させた。 他の人が起きないように息を殺し続けた(スパイ大作戦と言う感じでドキドキした・・・・) やっと起き出発した! 行く途中、大人に合うと何故か見つかってはイケナイ気がして隠れた。 夜中の森は真っ暗で不気味だった、前を歩いていたH君が・・・・ギャァー!と叫んだ。 自分もビックリして一緒にギャァー!と叫んでしまった! 原因はクモの巣が顔に張り付いたのだった(あ〜ビックリした!)。 そして今度は私が前を行く事になった、途中クモの巣がある事が判りよけて通ると・・・・ 後ろのH君に・・・・ギャァー!とまた叫んだが今度はビックリしなかった。 そんな事をしながら森の中を歩き回った。 1本の木に光を当てた、カブト、ノコを捕りそして・・・・クワガタの穴を発見!中にイソウダ!細い枝を 穴へ突っ込みチョコチョコやると?クワガタが出てくるハズ・・・・・H君が一生懸命やっている。 私が懐中電灯を持ち・・・・いたいた!出てくるぞ!黒い奴が・・・・出てきた!と思ったら・・・・ いきなり・・・と・ん・だ!・・・ブ〜ン!ピタッ! Hの顔にとまった!・・・・ギャァー!とまた叫んだ!顔にいたのはナント!・・・ ゴ・キ・ブ・リ・・・・だったー! それを見て思わず・・・・ギャハハハハ!と笑ってしまった・・・・ そして明け方見つけたのは・・・カミキリムシの穴、今度は自分が・・・小枝を持ち中へ入れた・・・・ いたっ!確実にカミキリムシを確認!枝に噛み付いた!そのままユックリと引っ張って来ると・・・・ 出てくるハズ!・・・・顔が出てきた!・・・もう少し・・・・ンッ!顔は出てきたが体が出て来ない! ギィー、ギィーとカミキリムシの鳴き声・・・スポッ!(でたっ!)と思ったら・・・・ナント!・・・・・ 枝の先には・・・・・・・・・顔だけが・・・・あったのです!ウワァ〜!首が取れた〜! (今度からムリに引っ張らないようにしよう・・・・) こんな事を毎年続けていた・・・・・。 このころ地区に剣道部が作られ近所のおじさんが先生になっていた、自分も入った。 つづく |
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