レイクトローリングについて、よくある質問をまとめて見ました。 | ||||||||||||
☆最終的に魚探で水深を確認できる場合は Q.2 レイクトローリングをしていて、当り(ヒット)か?根掛りか解らない? Q.3 当り(ヒット)は何処を見てれば良いか? |
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Q.8 当方 十数年のフライマンですが最近体力の衰えとともに友人のレイクトローリングに同船させて もらいすっかりはまっています。ルアーではなくフライでトローリングは可能でしょうか? (ハーリングとは別と考えた場合) また タックル等アドバイスありましたらぜひご教授いただきたいのですが? わがままついでに水深12〜3mを狙えるライトなタックルで できるだけエキサイティングな釣りが できるような装備をお教えいただけたら幸いです。 A. フライでトローリングは可能です。 私の場合はフライであまり大きな魚が釣れなかったので深くはやらずにルアーにもどりましたので フライの事も詳しくは解りませんが・・・・・ 簡単に考えればルアーではなくフライを付けて引けば良いだけです。 使用するフライもストリーマー系サーモンフライ等が良いかも知れません。(ミノーって事ですね!) ただキャスティングでフライを引く場合はドライで浮かせて食わせる事ができますがトローリング ではこの方法は使えません。(ハーリングとは別と考えた場合)と言う事は? フライタックルを使用してのトローリングを一般的にハーリングと呼ばれているようですが・・・・ 船で引っぱってしまうとシンキングラインを使用しても深度は5〜6m位になってしまうようです。 もっと深く沈めようとするならば、もっと重いラインを使用しなくてはなりません。 (フライラインよりレッドコアラインの方が細く長さもあり重いと思われます。) 重くするとラインは太くなります。 すると?そのラインを巻けるキャパのあるリールが必要になります。 (フライリールではキャパ不足!たぶん?) もし巻けるリールがあるとした場合、深く潜らせようとラインを出して行けば行くほど水圧がかかり、 抵抗を受けロッドにもかなり負荷がかかります、フライロッドではキツイ気がします。 水深12〜3mを狙えるライトなタックルと言う事ですが? レッドコアラインでこの水深を狙うのに出す距離はスローで走った場合でも 水面下60〜70ヤードは出します。 もし70ヤード出した場合、 ラインがそれ以上巻けないリールの場合ドラグがあったとしてもラインに余裕がなければドラグも 使えずラインが切れるかバレるか最悪の場合ロッドが折れると言う事が考えられます。 そうならない為にはドラグが出る分も考えてラインを巻いた方が良いです。 おすすめのタックルとしてはロッド(CLVカスタム)リール(ABU9000CL)がベストだと思います。 フライについてですが、水深12〜3mをストリーマー系サーモンフライ等で釣れるとは思いますが・・・ フライキャスティングではラインを引くことで誘い釣る事はできますが水深12〜3mの水圧、そこまで のラインの抵抗によりアクションを付けるのは難しくエンジンをふかして付けるかドジャー等を使用す るかまたはフライ自体に水圧で動く加工をするかです。 (コレではライトなタックルでフライで釣ったことにはなりませんね!) できるだけエキサイティングな釣りができる装備と言う事ですが? これは本人次第です、ロッド(CLVカスタム)リール(ABU9000番クラス)で充分出来ます。 まずリーダーのポンド数を落とす事!リールのクラッチを切りラチェットをONにしメカキカルブレーキ を絞めてヒットを待つのです! しかしラインのポンド数をあまり下げるとキレイな大型の魚ほど 切られやすく、バレやすい状態になります!どうしたいかは本人次第です。 Q.9 ウッドベイトの中に10FPと言うモデルがありますがレイクトローリングに使えないでしょうか? お腹のアイを削って使えば良いでしょうか? A. 使えます!このFPは基本的にはペンシルベイト(トップウォーター)として作られています。 バス用に買っている人が大半を占めますが水に浮かべると頭を出した状態で斜めに浮きます。 これをレッドコアで沈めて使うとほぼ平行になり引けます。 腹のフックは外した方が良いアクションが出ます。 お腹のアイを削ずるのはおすすめ出来ません、削った時にボディに傷を付けてしまったり、アイの 部分に隙間ができて水が入り木が膨脹し割れてしまう可能性があります。 残したままでも釣果に差は出ないと思われます。 レイクトローリングで使用するには、お腹のフックを外しテールもトリプルフックよりはシングルもしくは ダンシングジャックのように糸で結ばれたシングルを2本付けた物等を使用すると根掛りが減り よい泳ぎになります。 (*早引きすると回転してしまいますのでスロー引き、ズル引き等の方が効果的です。) Q.10 @ レッドコアの○色というのは、一般的に「どこ」からの事を言っているのでしょうか。 水面からなのか、それともリールからなのか・・私は水面からなのですが、あるサイトでリールか? 水面か?という議論を見てから考えるようになってしまいました。 A これも基本的な話なのですが、みなさん魚探の振動子はどのようにつけているのでしょうか。 (エンジンレンタルボートでエレキを使わない場合です) 船尾に吸盤、イケスに吸盤、専用の万力付きパイプ等あると思うのですが。 A. @について、何色と言うのはレッドコアの色の境目から1・2・3・・・・と数えますが質問の「どこ」から と言うのは人により違い、リールから、ロッドティップのガイド、水面からと様々です。 基本的には決まりは無く、自分が解れば良い事です! 人に聞く時に何ヤード?だけではなく、水面から?リールから?等も聞くと良いでしょう。 他人の議論などは気にしない方が良いです! 色々言う人ほど実戦の伴ってない人や、あまり釣ってない人の方が多い気がします。 私の場合は水面です。 ロッドを低い位置にセットした時と高い位置にした場合、水の中に入っているラインの距離が変わっ てしまうからです。(いつも同じ高さにセットしてあれば良いのですが・・・・) Aについて、私の場合は船尾(エンジンと船の側面の真中あたり)に吸盤で付けています。 吸盤が2ケ(直径8cm以上のしっかりした物)付いた物を使用しています。 *注意点としてはセンサーが船底よりも少しだけ下に出るように付ける。 a: 水流を巻き込み出るノイズを減らす為。 b: 必要以上に下げると高速で走った場合、抵抗がかかり外れてしまう場合があります。 c: 取り付ける場所にコケ等が付いている場合は落としてから付ける。 (吸盤をあてて回すと意外と簡単に落ちます。) d: 船の側面には付けない事! (水圧で外れる、速度によりセンサーの入っている深さ変わる、曲面で付かない等がある。) パイプの場合、水の中に手を入れなくても良い、側面にも付けられる等利点はあります。 難点としては高速で走る場合パイプが曲がったり、外れる恐れがあります。 (基本的には高速移動中は水から出した方が良いでしょう。) イケスに吸盤の場合 これは取り付けも楽で水圧も受けず良いのですが、感度は一番落ちます。 普通イケスは2つの穴から水が出入りしている為、速度により中の水位が変わり 高速で走った場合、水が無いという状態になります。 イケスに魚が入っている場合はセンサーの所に魚が行くと画像が変化します。 各取り付けの方法により、長所、短所があります。 自分で一番ベストだと思う方法で良いと思います。 (センサーが外れず、画像がしっかり映れば良いのです!) |
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Q.11 レイクトローリングで有利な流し方は以下のどちらですか? @ 水深を意識して基本的にその水深を保ちながら流す方法 A岬と岬を結ぶ(例えばトリカブトと箒の鼻を結ぶライン)など山立てを基本に流す方法 私は今まで前者を採用していましたが、芦ノ湖では禁漁区脇など、水深とは関係ないところでも、 色々な魚種が釣れたりもしています。 魚種にもよるとは思いますし、上記にも当てはまらないかもしれませんが、 上級者はどんな流し方をしているのでしょうか? A.@・Aとも正解です。 @の場合、湖底の水深を決め、その層を引くと言う事ですね! レイクトローリングの初心者の場合は特にこの方法を試すと良いでしょう! 魚は何も無い所よりも湖底に変化のある場所(凹凸、カケアガリ、岬等)に居る事が多く 餌となる小魚も居やすい(通りやすい)からです。 弱点としては根掛りする事があると言う事です! ロッドの曲がり方、動きから湖底に当たったり外れたりするのを見ながら自分のルアーが確実に その水深を通っている事が確認できるからです! 何も無い中層を漠然と引いているよりもルアーが無くならないように緊張して引くと覚えが早くなり 結果的には早く釣れるようになります。 この場所には障害物に付く魚(ブラウン、レイクトラウト等イワナ系)はレッドコアラインが湖底に 着いたり離れたりするように(かするような感じ)するとヒットする可能性が高いです! (この種の魚は速く泳ぐ事ができない為に物陰に隠れ餌が近付いた時に飛び出て食べる と言う性格があり、何も無い所に浮いている事が少ない種類の魚だからだと思われます。) Aの場合、岸に寄らず沖を回遊している魚を狙う時に使用します。 @では湖底に合わせてルアーを引く水深を決めましたが、Aはそれを魚探を見ながら魚影の映る層 を引くと言うだけで水深を決める目安を湖底から魚影にした変えただけです。 ワカサギの産卵は浅い岸ギリギリで行われます、その為全ての魚が食べに来る春は浅い所でつれます。 産卵が終わると水温が上がり始め(岸の浅場から上がり始める)冷水性のマス族は餌も無く水温の高い 居心地の悪い場所から移動します、ブラウン等イワナ系の魚はカケアガリ沿いに潜り、レインボー等は 沖に出た後、潜っていきます。(この時期から沖側が良くなります!) 禁漁区のブイ沿い等は一定間隔であるブイ下のロープが障害物となりそれを目標に移動する魚が居る為 確立が上がるのです! 水深とは関係ない所で魚が釣れる時でも魚探を良く見ると解りますが魚影が映る水深が岸側・沖でも 同じ水深が多いです!これはある程度の水深から水温躍層ができ湖全体の岸から沖まで同じ水深に 躍層があると言う事です! ヒメマスは元々沖の中層(水質の良い所)に群れで居る事が多く(レインボーよりも冷水性)1m違うと 釣れない事があります! サツキマス(アマゴが大きくなり銀化したもの)、サクラマス(ヤマメが大きくなり銀化したもの)は群れで いる事は産卵期のみですがヒメマスと同条件に居る事が多いです。 Q.12 魚探から得られる情報について下記に付いて教えて下さい。 (またこれらを得るためには、どんな魚探が優れていますか?) @大きな魚はどうのように映るのですか?(大きなへの字にみえる物?) Aヒメマスなどの群はどのように映るのですか?(ワカサギは昨年確認しました) B湖底情報は得られるのですか?(底質など) C水面直下のカーテン状に見えるのは何ですか? A.@Bホンデックスは107khz、SONIXは120khz使用の場合大きなへの字に見えます。 他の周波数(200khz、400khz)ではへの字に表示されないので解りません。 この大き差は表示画面の設定でも異なるので狙う水深が決まった場合はレンジをオートではなく マニュアル設定にして使用します。 例えば15mに魚が多く水深(湖底まで)20m場合は表示を0〜20mにします。 すると上下に移動した魚を確認する事ができます。(画面はなるべく大きく見えた方が解りやすい) 更に湖底の質を確認したい場合は0〜25、0〜30mにすると湖底下に映る色の表示で硬さの違いが 解ります。 白黒の場合は、使っている魚探の階調表示を確認し一番多い表示にします。 (1階調より2階調、それよりも3階調の方が解り易い)泥、岩質等想像できる。 底質を見なくて良いのであればなるべく大きく表示するには0〜ではなく10〜20m表示にすると更に 大きく見え、動きも解り易い。 オート表示にすると0〜10m表示が0〜20m表示に変わった場合。 への字も1/2の大きさになり解りにくい。(この逆もある) もう一つの方法としては画面半分を拡大表示にすると言う方法もある。 Aヒメマスのサイズは40cm以内が多く、小さなへの字が重なりながら上下に卵型等に広がり映る事が 多く同じ水深に横並びに映る事はあまり無いと思います。 C水面直下のカーテン状に見えるのはノイズです。 これは船体等が巻き込んでできる水流の中に泡等があり、それが魚探のセンサー部を通る際に 映っている物だと思われます。(その他水面下には細かいゴミも浮遊している事が多い) これは感度を下げていけば減って行きますが下げ過ぎると他の魚影等も反応しなくなります。 私はSONIXのSVC−703DGPS(120khz)を使っていますGPS付きでカラーは見やすいですよ! Q.13 どの様なリールが良いでしょうか? |
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